ストレス対策素材のご提案

「働き方改革」でストレスが増加する?

2019年4月より働き方改革関連法案が施行されはじめ、企業規模にかかわらず具体的取り組みが求められるようになりました。
また新型コロナウイルスの感染拡大によりテレワークや時差・時短出勤などが強く推奨され、これら働き方の多様化への対応が企業にとって大きな経営課題になりつつあります。
働き方改革とは、政府が掲げる「一億総活躍社会の実現」に向けた取り組みで、その背景には労働人口が早いペースで減少している問題があります。

人口推移から読み解く労働者人口問題

総人口のピークは2010年の12,708万人ですが、同年の労働者人口は8,103万人。
労働者人口のピークは1995年の8,716万人で、15年で約600万人減少。2020年の労働者人口はさらに減少し、7,341万人となり、ピーク時よりも約1,400万人減少していることが分かります。
一方、高齢化率は2020年までが急激な上昇傾向にあり、2020年からも上昇傾向にあることは確認できます。減少した労働者に対して非労働者人口が上昇することで、生産性の向上は緊急課題であることが推察できます。

日本の人口推移
※2015年までは総務省「国勢調査」(年齢不詳人口を除く)2020年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」(出生中位・死亡中位推計)

労働環境の改善とストレスケア

また近年、うつ病や過労死をまねく長時間労働も社会問題としてクローズアップされ、是正のためにも働き方改革が重要視されるようになっています。

自殺者は年々減少傾向にあるものの、2万人を超える方が毎年亡くなっています。
このうち生産人口(20~59歳)に当たる方が1万人以上亡くなっており、その人数は交通事故の死亡者の倍以上になります。
自殺原因は一概には言えませんが、長時間労働や職場でのストレスもその一因にはあるのではないかと思われます。

とはいえ急速に広まりつつあるテレワークのような新しい働き方による問題点も見え始めており、自宅に居る時間が長くなることによって生じる家族間のトラブルや社会からの孤立感、運動量不足による身体的不調などこれまでにない懸念も生まれています。

限られた労働人口で生産性を向上させていくには、労働者の働く環境だけでなく心身の健康にも配慮が必要となります。
不調の原因の中でも特に自身も周囲も気づきにくい「精神的ストレス」への対策として生薬や機能性食品を活用してアプローチしていくことをご提案します。

ストレス対策におすすめの素材


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人参 ニンジン
人参・紅参(ニンジン)

・ウコギ科
中国最古の薬物学書「神農本草経」にも収載されており、根が人の形に似ていることから人参といわれました。古くから不老長寿の万病薬として珍重され、日本でも江戸時代には非常に高価な薬であり、そのために偽物や粗悪品が出回るほどでした。
人参のイメージとしては、滋養強壮であることがあげられると思いますが、人参の主要成分であるギンセノシドRb1群は中枢神経系に抑制的に働きかけることが知られており、その結果「精神安定」「神経弛緩」「解熱」「血圧下降」などが効果として現れます。
またギンセノシドRg1は抗疲労作用の報告もあることから、ニンジンは精神的な疲労だけでなく肉体疲労にも効果が期待できる生薬であるといえます。

茶花
茶花(チャカ)

・ツバキ科
日本では、古来より茶花(お茶の花、チャ花蕾部)が食用されていますが、茶花の含有成分や薬理活性についてはこれまで検討されてきませんでした。近年になってようやく茶花の機能性研究が進み、さまざまな効果があることが明らかになってきました。
論文報告は無いものの、当社にて茶花にEGCG・GABA・テアニンが含まれていることを確認。特にGABAおよびテアニンに関しては、機能性表示食品(抗ストレス)の指標成分として多くの商品に配合されています。
お茶を飲んでリラックスができるというのは茶葉の抽出物で指標成分の一つであるテアニン由来のものであると考えられますがGABAは茶葉の指標成分として報告はないため、茶花がリラックス作用の報告がある物質を複数含んでいることでパフォーマンス維持に期待できます。

大棗,ナツメ

大棗(タイソウ、ナツメ)

・クロウメモドキ科
ナツメとは「夏に芽が出る」という説や「夏梅(ナツウメ)から転じナツメ」となった説など多数あります。中国では五行(木・火・土・金・水)思想である「五果(李(スモモ)、杏(アンズ)、棗(ナツメ)、桃(モモ)、栗(クリ)」の一つにも挙げられる果実です。
この五行思想で五志「怒、笑、慮(様々なことを考える)、悲、恐」という考えもあり、棗と慮は相互関係にあることから、慮のバランスを保つために棗を食してバランスを保つという考えができるほか、大棗の論文報告において神経保護作用が報告されているだけでなく、運動パフォーマンス向上も報告されていることから精神的・肉体的なバランスを保つことができる素材であるといえます。